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新ホームページ(主に会社「顧問弁護士」について) [弁護士業について]

 神戸シーサイド法律事務所のホームページとは別に,新しく,

弁護士村上英樹 個人のホームページ

主に,最近私の業務の比重として増えてきた,企業法務についてのホームページ

を作りました。


 「弁護士 村上英樹」 https://www.hideki-m.com

 
 実際に今私の行っている「企業法務」というのは,主に,地元の会社,自営業者の相談業務,契約書作成・チェック,債権の回収,トラブルの対応などです。
 
 会社・自営業者の「顧問弁護士」というのは,おおよそ月3~5万円の顧問料で,継続して,そのクライアントの日々の相談事,契約の点検などをする,という仕事です。
 電話・面談も随時できますし,最近は,顧問先との相談のやりとりはメール(+電話)で行うことがほとんどです。

 これから企業法務について益々力を入れていきたい,ということで新ホームページを立ち上げました。
 が,神戸という街の規模の場合は,大事務所でも弁護士一人事務所でも,「企業法務だけ」とか「個人法務だけ」ということは通常ありません。
 私も,「企業法務」にも力を入れていきますが,新人時代から数多く取り扱ってきた交通事故・相続など「個人向けの法務」も変わらず力を入れて取り組んで行きます。

 
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映画「ああ栄冠は君に輝く」 [息抜き!?]

http://www.eikanhakimini.com/
ああ栄冠は君に輝く~加賀大介物語~ 知られざる「全国高校野球大会歌」誕生秘話

ああ栄冠は君に輝く~加賀大介物語~ 知られざる「全国高校野球大会歌」誕生秘話

  • 作者: 手束 仁
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/07/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



 映画公式 http://www.eikanhakimini.com

 いよいよ,夏の高校野球,甲子園始まりました。
 今年は第100回記念大会,初日から超満員です。
 最近,アメトークの影響もあってか,甲子園の観客の入りが凄いですね。

 私も大会初日,第三試合 慶應義塾vs中越の試合を観に行きました。
 今年担当した司法修習生が慶應義塾高校の出身だった関係で,一緒に慶應アルプスに入れてもらいました。私も慶應関係者になりきって,慶應ボーイたちと肩を組んで応援しました。
 試合は9回劇的なサヨナラ勝ちで,湧き上がるアルプスの中,野球観戦というか応援を堪能させてもらいました。
 
 さてさて,続いて,本日は映画を観てきました。
 これも縁あって知り合った方が製作に関わられた作品で,夏の甲子園の大会歌「栄冠は君に輝く」の歌詞を作った人の物語です。
 
 「栄冠は君に輝く」の作詞は「加賀道子」とされているのですが,本当の作詞者はその夫の「加賀大介」であり,その「加賀大介」さんの物語です。
 
 加賀大介さんは,野球が大好きな少年でした。
 いつも裸足で野球をしていたのですが,あるとき足に傷を負ったのをそのまま処置しないでいたところ化膿して骨髄炎にまで悪化し,片脚の膝下を切断せざるをえなくなり,野球ができなくなってしまいます。
 その後,加賀大介さんは文筆家になるのですが,昭和23年に朝日新聞社が夏の全国高校野球選手権大会の大会歌の歌詞を募集したところに応募します。
 自身は野球ができないのですが,野球をしていたときの感覚,夢中で野球をする少年たちの姿などから一気に書き上げ,「栄冠は君に輝く」が誕生します。
 理由(これは,興味ある方は本,映画などで)あって妻「加賀道子」名で提出したところ,見事,大会歌に選出されてしまったというお話です。

 さて,ここからは私自身の話。
 やっぱり少年時代は「野球」ほど魅力的なものはありませんでした。

 昭和生まれの男子,山に囲まれた篠山で,やっぱり男の子の遊びはまず野球。
 「習い事」とか正式のチームの野球と違って,水田に囲まれた運動場で,なんとか人数を集めて(それでも9人などはめったに集まりません)やる野球。
 ファールフライを打ち上げてボールがフェンスを超えたら,水田にポチャリ。
 みんなで裸足で水田をぬぷぬぷ歩いて(たまにカエルも踏んづけてしまいます),やっとボールを拾ってゲーム再開。
 篠山の小学生だったときの友達の姿が懐かしく思い出されます。

 灘高に入学した後,私も念願の「高校球児」になりました。
 でも,甲子園に届かないどころか,余りに野球が下手だったのと,当時は色々興味が移って(「ロックバンドでもやった方がモテるかな」などと思って),一年生のときにやめてしまいました。
 だから,甲子園でみる野球部員のまぶしさは,私には特にまぶしく見えます。

 でも大人になっても「野球好き」はどうしても残っていて,弁護士になってから,神戸の弁護士会野球チーム「神戸ドルフィンズ」で今は毎週草野球をする生活です。
 相変わらず下手ですが,いつかは好打・好守の「名内野手」になる,というのが趣味の世界の目標です。
   
 「栄冠は君に輝く」の歌詞は,片脚を切断し野球をプレーすることが叶わなくなった加賀大介さんが書いた詩。
 それだけに,「栄冠は君に輝く」は何も甲子園に出場できる球児だけに向けられた詩ではない。

 あらゆる人に「栄冠は輝く」というメッセージなんだそうです。
 
 もちろん,甲子園球児にも。
 甲子園に届かなかった球児にも。
 高校球児ではないけれども野球好きの人(私のような草野球のおっさん)にも。
 野球が好きだけれども,実際にはプレーできない人にも。
 それを取り巻く全ての人にも。

 昨日もテレビの特別番組でやっていましたが,甲子園といえば,松坂大輔や松井秀喜らのスーパースター,池田高校・PL学園・大阪桐蔭などの滅茶苦茶強い学校,こういう「圧倒的なもの」を観る楽しみも,もの凄い魅力です。
 ですが,一方で,甲子園に出ないけれども4000校を超える学校の野球部があって,それぞれの野球部員,マネージャーにそれぞれの物語があって,また,高校時代に部活や自分の活動に思い切り打ち込めた人もいればそうでない人もいる。
 それは高校生だけでなく大人になってもみんなそう。
 でもそれぞれに「物語」があるし,「栄冠」がある,という,加賀大介さんの,あらゆる人への想像力あふれる思いの詩だった,と知ったとき,涙が出るほど感動しました。

 メジャーな映画でないので,どこで観られるかは公式HPで要チェックです。
 
 普段よく目につく映画(「君の名は」みたいなメジャーなもの)以外にも,貴重な映画の世界があるのだなあ,と思います。
 文化・芸術は目立つものだけでなく,生き続ける中に「宝物」を含むものだなあ,と感じました。

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ピアノは贅沢な楽器!~「羊と鋼の森」(宮下奈都) [音楽は素晴らしい]


羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

  • 作者: 宮下 奈都
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/02/09
  • メディア: 文庫



 ピアノとは,何て贅沢な楽器でしょう!

 私は5歳から高1の初めまでピアノを習っていました。

 私が小学校低学年の頃から,年に1回うちにきて,何時間かかけて,同じ音をひたすら鳴らしている職人のおじさんがいました。
 「チョウリツシ」と親に教えてもらいました。意味も教えてもらいましたが,本当に「チョウリツシ」の仕事に意味があるのか,私は実感できませんでした。

 さて,小学校3年くらいだったでしょうか,私の生家である篠山の家で,夜寝ていると,ある真夜中にピアノ室からピアノの音が聞こえてくるような気がしました。
 そんなわけはない,と思ってやり過ごして,次の日,やっぱり聞こえてくる気が。「気が」というより,明らかにピアノが鳴っている。怖い。
 余りの怖さに自分で見に行くことは出来ず,朝が来てから母親に,「真夜中にひとりでに鳴るピアノの音」の話をしました。
 母親は最初「そんなわけあるはずないやん」とか「あなた最近ちょっと疲れているのよ」みたいな反応でした。
 
 もう,「現場」を押さえるしかない,と思って,夜ピアノが鳴ったら母親を引っ張っていって見てもらおう,と思いました。
 
 で,夜が来て,私はピアノの音が鳴るのを待ち構えました。
 すると… 真夜中にやはり,「ぽろんぽろん」とピアノの音が。
 きた。
 私は母親を起こして,「ピアノの部屋」に連れて行きました。
 しかし,部屋に行くと,もちろん誰も居ませんし,ピアノも鳴りません。
 母親は「ネズミかなんかおるんとちゃう?」と言い,私が「ネズミがピアノ弾くわけないやん」と言い,結局,もやもやのまま時は過ぎます。

 そんな状態で1,2週間たったときでしょうか。
 私がピアノの練習をしていると,鍵盤の跳ね返りが悪い鍵が1つ現れます。
 1つくらいならまだましなのですが,日に日に「跳ね返らない鍵」の数が増えていき,もう練習にならない状態になってしまいました。

 その間も「真夜中のピアノ」はあったように思います。
 私は「真夜中のピアノ」をきいていましたが,他の誰も信じてはくれませんでした。

 さて,「真夜中のピアノ」はともかく,ピアノの鍵が跳ね返ってこないのでは練習できないので,親が「チョウリツシ」を呼んでくれました。

 「チョウリツシ」さんが,ピアノの蓋を開けて点検すると…
 ピアノの「内部」が食い荒らされていたのです。
 そして,「内部」にネズミの死骸があった,と「チョウリツシ」の報告。

 母の「ネズミ」説が真実だったし,私の「真夜中のピアノ」について「チョウリツシ」のおじさんは「そういうことが他でもちょくちょくある」と認めてくれました。
 ネズミが鍵盤を叩いていたのではなくて,ピアノの「内部」に入り込んで直接に音を鳴らしていたようです。

 そこから私の年齢が上がり,だんだん,ショパンの「子犬のワルツ」とか,「ピアノを習っている子」の弾く曲を弾くようになっていきました。
 それとともに,「調律師」さんが毎年丁寧に仕事をしてくれていること,音程を微妙なところで調整してくれていること,話としてよく理解できるようになりました。
 ただ,正直,私は調律をしたから音が良くなったかどうか,音程が良くなったかどうか,それは分かりませんでした。
 ですが,半日がかりで,「ど素人」にすぎない私や弟のためにピアノの調整をしてくれる「調律師」さんの存在には,申し訳ないくらいに「ありがたい」と思っていました。

 後に,高校時代,ロックバンドをやるようになり,ギターやベースを友達に触らせてもらうようになります。
 ピアノと違って,ギターやベースは自分でチューニングする楽器。
 自分でチューニングする友達は「サバイバル」能力が高そうな感じがして,格好良く見えました。
 一方,ピアノではそんなことはできず,「チューニング」は,「調律師」の職人仕事に頼るしかありません。
 ピアノは,本当に,王様のように贅沢な楽器です。

 当時,「弦楽器は俺やったことないねーん。」と言っていましたが,ピアノも内部は弦楽器。
 鍵盤を指で押さえると内部の装置の動きによって弦が弾かれる。
 普通「鍵盤楽器」に分類されるピアノは,ものすごく「ハイテク」な弦楽器ともいえます。
 
 さて,この小説は,駆け出しの調律師の視点で,「調律」という世界が描かれた物語です。
 調律,といっても,音を整然と整えるだけでなく,弾く人の求めている音をどう実現するか,「欲しい音」をどう作るか,また弾く人の個性にあわせて一番いい「調律」とは何かを探求していく,奥の深い世界です。

 その中で主人公が大好きなピアニストの卵がいて,調律師としての主人公の成長と,ピアニストや家族の物語がリンクして進んでいきます。

 ピアノは贅沢な楽器。
 この小説も,心の栄養という意味で,何とも贅沢な小説のように思えました。
 素敵な作品でした。

 以上,少し早い,今年の「夏の読書感想文」でした。
 
 映画化もされているようです。音楽好きな人や,そうでもないけど心の栄養が欲しい人など,みなさんにお勧めの1冊です。 
 
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「NEW ELITE ニューエリート」(ピョートル・フェリクス・グジバチ) [読書するなり!]

 ブログをなかなか更新できない日々が続きました。

 さて,サッカーワールドカップが開幕し,日本は見事なスタートを切りました。
 私もにわかにサッカーファンです。

 昼からコロンビアコーヒーを飲んで観戦に臨んだ第1戦は,見事に勝利。
 セネガル戦は2回のビハインドを執念で追いつきドロー。
 1勝1分の勝ち点4は素晴らしいの一言です。

 さて,次は第3戦ポーランド戦。決勝トーナメント進出の期待が高まります。

 というポーランド戦に備えて,ポーランド出身のピョートルさん著の本を読みました。


ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち

ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち

  • 作者: ピョートル・フェリクス・グジバチ
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



 グーグルでは,昔ながらの日本の会社勤めとは随分違った働き方で,個々の能力をフルに活かす,今までに無かったものを創造する,という仕事の世界がつくられているようです。

 有名大学を出て,有名企業に入って,長時間労働・長い会議…これを何年もやりこなして出世するというのが「昔ながらの日本の会社勤め」イメージでしょうか。
 私は,こういう在り方で「しっかり頑張れる」人自体は決して嫌いではないです。ある種の頼もしさは確かにあります。

 しかし,この本を読んで,いわば「グーグル流」に近い視点からすれば,「昔ながらの日本の会社勤め」流の弱点は,

とにかくしんどいのに耐えてがんばっているから,それでいいんだ

という一種の「甘え」に繋がりやすい,というところだと思います。

 つまり,

・ 仕事をする一日,何時間をかけて,自分は何を産み出したのか?
・ 仕事の大きな目的のために,従来のやり方(長時間会議に全員が出るなど)は合っているのか?
・ もっと早く動けるのではないか?
・ より創造的な在り方の可能性があるのではないか?

など,神経を研ぎ澄ますべきことを,「鈍感力」でスルーしてしまう傾向に陥りやすい弱点があると思います。
 もちろん「旧来の日本」流でバリバリ働きながらこれらのことをちゃんと考えて色んなものを創造するビジネスマンもたくさんいますが。

 この本は私が仕事をする上で,その姿勢という意味でとても勉強になりました。

 第2章は「つねに学び,自分をアップデートする」方法が具体的に書かれています。

 第4章「会議・チーム作りはアウトプットから逆算する」では,固定メンバー・全員参加型の会議方法にこだわらず,
「アウトプットに不要なメンバーは会議に呼ばない!」
「会議は1回で全てを終わらせる!」
という実際的なチーム運びや,
「『質の高い質問』から雑談を始めてメンバーの価値観を知る」
という,やや「深い」関係の作り方などが書かれています。

 自分を高める,人と協同する,の両方について,とても視野を広げてくれる本でした。

 幅広く,ビジネスマン,学生さんにお勧めの1冊です。






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「事業承継」法務とは? [弁護士業について]





 最近,弁護士,司法書士,公認会計士,税理士などの「士業」では,「事業承継」というのが流行語になっています。

 会社経営者の方,自営業の方などは,われわれ「士業」がときどき

「事業承継セミナー」

などをやっているチラシなどを目にすることもあるのではないでしょうか?

 言葉は聞くけど,「事業承継」法務として,弁護士などは一体何をしてくれるの?という感じの方が多いのではないでしょうか。

 今日は,このテーマを簡単に,平たく解説してみたいと思います。

 

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平昌オリンピック [スポーツ!!]

 
[セット品] 2点セット(サザンカCD、A2ポスターカレンダー[SEKAI NO OWARI] )

[セット品] 2点セット(サザンカCD、A2ポスターカレンダー[SEKAI NO OWARI] )

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • メディア:



  毎日が大興奮の2週間でした。
 やっぱりテンションが上がりますし,アスリートの姿を観ると,自分自身も真摯にやるべきことに向き合い続けよう,という気になります。

 今回のオリンピックの印象に残ったシーンを。

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まるでその人の事件しかやっていないかのような仕事 [弁護士業について]

 今日は,弁護士業そのもののことを書きます。
 私の理想とする仕事の在り方は,このタイトルの通りです。

 依頼者からみて,

「まるで,村上弁護士は,私の依頼した仕事しかしていないかのような仕事ぶりだ。」

という仕事を究極の理想とします。
 
 もちろん,これは理想であって,現実には私の事務所に電話を掛けても「本日は村上は裁判所にでかけており不在で…」ということになるのですぐに「他の案件がある」と分かってしまいます(当然)。

 ですが,依頼案件について,

・ 依頼者にレスポンス(返答)がすぐにできる。
・ 弁護士がすべきことについて,即座に対応できる。
・ 重要な点について,深く掘り下げられる。

ということによって,「まるで私が唯一の依頼者であるかのようだ」と感じてもらえたら,それが一番ということです。
 それに近い在り方にしたい,と日々思い続けています。
 
 ありがたいことに多数の事件の御依頼,また事件以外の仕事もたくさん頂いているので,私の日々の予定は大変充実したものなのですが,それでも,依頼者のみなさん一人一人にとっては「他にどんな立派な仕事をしていようが,自分の依頼した事件に(出来れば)最優先で取り組んでもらいたい」ということになります。当たり前ですね。
 数年前に兵庫県弁護士会副会長を務めていたときに正直言って相当のプレッシャーを感じたのは,いくら公務があろうが,依頼事件に対する取り組みの質やスピードを落としてはいけない(でも,「物理的に」時間が足りない),ということを絶えず感じていたからでした。

 私が心掛けているのは,とにかく

できることをすぐにやること(未処理の業務を残さないこと)

です。

 弁護士の仕事では,書類(裁判所に提出する書面など)の提出期限などが次々にあって,いわば,「宿題をいくつか持っている」状態になります。

 これを,理想としては,「常にゼロにする」というのが私のスタンスです。
 実際には,そもそも一つの書面作成に数日かかるというものなどもありますから,なかなか「ゼロ」にはなりません。
 ですが,裁判所に対する提出期限などには関わりなく,自分の仕事で完成させられる状態になれば即やってしまう,というのが,質のいい仕事をやるのに必要だと感じています。

 というのは,仕事をやるときに,

今やりたいこと

あるいは

今これをするのが一番良いと心から思えること

をやるのが,質のいい仕事をするために最も有効だと思うからです。

 そのために,自分の状態を常に「外部からの〆切り」からフリーにしておきたいわけです。
 「外部からの〆切り」によって集中力が高まる,質が高まるという人もいると思いますので,そういう人の仕事のやり方を否定はしません。
 ですが,「外部からの〆切り」というのは普通そんなに厳しく設定されていませんから,前倒しで終わらせることは殆どの場合誰にとっても簡単なことで,またそのデメリットもありません。

 実際,私が「外部からの〆切り」に追われたと感じることは年間通しても1回あるかないかくらいのものです(どれだけ「すぐやる」を心掛けても,仕事がやたらと重なるときもあるにはあるのですね…)。
 日常は「〆切り」フリーで仕事をしています。書面を早くに完成させておいて,〆切りまで修正があればできるように置いておく,というやり方です。
  
 そして馬鹿みたいに単純な話ですが,仕事の効率がよく,質の高い仕事をし易いのは,

「課題が発生したとき,その直後にやる」

ということです。
 鉄は熱いうちに打て,は好きな諺ですが,本当にそうです。
 私も日々経験していますが,何か課題(たとえば裁判用の書面を書く)があったとして,課題が発生したときと,実際に取りかかるときに時間差があれば,「何をするんだっけ?」と思い出す必要がありますし,記録やメモを読み直すところから始めなければなりません。
 依頼者から聴取などせず自分だけで完成させられる書面であれば,裁判の期日が終わって,裁判所から事務所に帰ってきた直後に作ってしまう,というのが,一番「簡単」です。

 もちろん,相手のある種類のことは自分だけではどうにもできませんので,「自分が出来ること」を残さない,つまり,サッカーなどに喩えれば自分のところにボールを持ったままにしない,ということを心掛けます(それでも,相手次第で時間が掛かることはあり得ます。余りイライラしないほうがいいところです。)。

 私の理想とする在り方は,他人から見て「仕事が早い」と見える在り方ともいえるのですが,実際に「執務時間が短い」とは限りません。
 むしろ,誰かが「〆切りに追われてやっつけた仕事」(そんなものがあるとすれば!)よりも,私は執務時間を長く掛けていることのほうが多いでしょう。
 ただ,仕事をするタイミングが「早い」ということです。
 タイミングに余裕があれば,必要なところに必要な時間をかけることができます。
 
 このようにすることによって,できるだけ,

「すぐ動いて欲しい」

というニーズにも対応できる状態を作っておきたいのです(これも理想と現実の間で仕事をしていますが)。
 そうしてはじめて,本当に「今」困っている人がおれば,「いつでも私に言って」といえるわけです。

 という私にも「まあ,明日出来ることは今日やらなくても…」という人間らしい(!?)感情も当然湧いてくるわけで,そんな中で,自分のプロとしての在り方を引き締める意味も込めて,この記事を書いてみました。
 この理想を追求することで,依頼者,相談者の皆様に対して,より質の高い仕事を提供できると信じています。

 平昌オリンピックでアスリートたちの研ぎ澄まされた姿を見て日々感動しており,その影響のもと,本日の記事になりました。

 この心掛けを貫いて,一人で多くの方に,真に役に立てるよう励んでいきたいと思います。


  神戸シーサイド法律事務所                             弁護士 村上英樹


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「SHOE DOG」(フィル・ナイト) [読書するなり!]


SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

  • 作者: フィル・ナイト
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2017/10/27
  • メディア: 単行本



 靴の「NIKE」創業者の話です。
 読み応えあります。

 ナイキのシューズ,格好いいですね。

 ランニング,ゴルフ,野球,バスケ… どれでもクールで格好いい(といいつつ,私の野球スパイクはミズノですが)。

 私は,大学卒業してからずっと弁護士なので,他の自営業をやったことがありません。

 「ちゃんと商売になるかならないか分からない」という状態から事業を起こし,今の「ナイキ」を作るまでの,山あり谷ありのお話,とても興味深く読んでいます。

 失敗もあり,しんどい時期もあり… 
 リスクがあってもやりたいことがあるから前に進んだ著者の物語は,本当に引き込まれます。

 私も,「心地よいところにとどまる」マインドではなく,もっと良いこと,もっと人の役に立てることをどんどんやっていこう,という気持ちがさらに強くなりました。

 とにかく読み物として面白いので,特にビジネスマンや若い方,学生さんなどにオススメです。


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 [音楽は素晴らしい]


X Singles

X Singles

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 2014/09/24
  • メディア: CD



 年が明けて。
 まだ何かが足りないと思ったところ,このブログ恒例の(!?)紅白歌合戦の感想が未だでした。

 今年の紅白は,両親の家で「ドラえもんドンジャラ」をテレビに背を向けた角度でやりながら観ていた(背中にある目で)関係上,記憶が飛び飛びなのです。

 TWICEは初めて見ましたが,新鮮な感じがしました。メイクなど,日本のアイドルグループとまた違った特徴があって,新鮮なキュートさに感じました。
 安室さんが,10代のころの特徴が影を潜め,理想的な美しさになっていて,こちらは年月の経過(よい意味で)を感じました。
 乃木坂は,性格が良さそうな人が多いなあ,と思い,とても親しみが湧きました。

 で,白組圧勝というわけなのですが,白組のほうで印象に残ったのはやはり「X」なのでした。これは去年もそう書いたような…

 先週,「マツコの部屋」にYOSHIKIさんが出ていて,メンバー内で色々あったことなどを語っていたのを実に,実に興味深く観ました。
 その後,iphoneでこの「X singles」を聴く日々。
 Xがイヤホンから流れてくれば,すぐに,あの頃の世界がよみがえります。
 心に染み入るTOSHIの声,です。

 しみじみXを聴くと,これを超えるJロックが出てくることはないんじゃないか,という気にもなります。

 ですが,私が子どもの頃,王貞治を超えるバッターなんか出てこないんじゃないか,と思ったけれども,後に,イチロー選手,(ちょっと違うけど)大谷翔平選手など「不世出」と言われる選手がちゃんと出てくるわけです。

 なんで,不朽の名盤を愛しつつも,これから私の知らない素敵な音楽に沢山出会えることを楽しみに,仕事に励んでいきたいと思っています。

                                 

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謹賀新年 [弁護士業について]

 皆様,明けましておめでとうございます。

 平素の皆様のご厚情に感謝しております。

 昨年は,私としては,多くの依頼事件に取り組む機会を頂きましたし,各方面の活動(各種研究会,自治体委員,講演等)でもとてもやりがいのある立場で仕事をさせて頂き,以前にも増して充実した日々を過ごすことが出来ました。
 また,新たに奉仕団体活動をはじめとても新鮮な気持ちを味わえました。
 その中で,自分の好きなスポーツ,音楽などの趣味も楽しむことができ,心身とも最高のコンディションで過ごすことが出来ました。
 本当に,色んな事に,また,関わって下さった皆様に対して,「感謝しかない」という日々でした。

 さて,今年は,昨年の自分の仕事をさらに前に進めていきたいと思います。

 第一には,自分の業務,法律事務所の体制を,依頼者の皆様にとってより頼もしいものにしていくよう,整備していきたいと思います。
 弁護士としての自己研鑽はもちろん,時代の変化や新しく生まれるニーズに応える事務所づくりに注力していく所存です。

 第二には,司法の世界,より広く世の中が,どうあるべきかを探求し,その中で自分の持てる力を発揮していきたいと思います。
 抽象的にいえば,人ひとりひとりが尊重され,幸せを追求できる世の中の発展ということですが,それには,ある程度以上の経済的豊かさが行き渡ることも必要ですし,またそれだけではなく,多くの人が他人への想像力や互いを尊重する心を持てるような環境作りも必要です。
 そんな考えで,「人に本当に良いもの」が作られて行き渡る社会づくりに力を注ぎたいと思っています。
 弁護士会,各種団体(奉仕団体など)の活動の中で,これまで以上に,私の創造力,行動力を出して人々の役に立っていきたいです。
 
 こんなことを考えていますが,日常はやはり,これまでもこれからも,自分の引き受けた仕事を丁寧に行う,私自身がベストを尽くしたと胸を張っていえる仕事を常に行う,ということに尽きます。

 本年もどうぞよろしくお願いします。

            2018(平成30)年 元旦
                             
 神戸シーサイド法律事務所                             弁護士 村上英樹

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