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神戸新聞4月14日朝刊 投資被害の記事紹介 [消費者事件]

 私が、ちょこっとコメントしています。

 投資に関連した消費者被害が増えています。

 「貯蓄から投資へ」などというスローガンがありますが、投資家・投機家と呼べる人は別として、一般の人(主婦やサラリーマン、老人)にとって、投資商品を買って利益を上げるだけの時間的余裕や勉強したり情報収集したりするだけの能力がある人は稀です。
 だから、誰彼無しに対して「貯蓄から投資へ」などという呼びかけをすることは極めて無責任な話です。
 かえって、こんな無責任なスローガンが、投資に名をかりた詐欺が成功する要因になっていたりもします。

 今日の記事、神戸新聞の井関記者が良い記事を書いて下さっていますので、時間のある方は是非ご一読下さい。
   

(以下、神戸新聞記事より引用)

「老後資金、運用にご注意 トラブル多発 相談急増」 




 高齢者や団塊の世代が資産運用に関心を持つ中、金融商品をめぐるトラブルが相次いでいる。国民生活センター(東京)などへの相談件数は近年、増加傾向。金融機関の勧めで投資信託を始めたものの、仕組みが理解できていないケースや、損をした親を子どもが心配する例も目立つ。専門家は「事前に内容を確かめ、余裕資金で堅実に続けるべき」と注意を呼び掛けている。


 同センターによると、「貯蓄から投資へ」の流れが広がり、投資信託に関する相談は年々増加。昨年度、同センターと全国の消費生活センターにあった六十歳以上からの相談は、二〇〇三年度の三倍以上で、千件を突破した。

 兵庫県立生活科学総合センター(神戸市)でも、投資信託や株式投資を中心に、相談件数が伸びている。値下がりを心配する高齢者からの相談や、未公開株の投資先企業が上場しないケースが目立つ。詐欺まがいの先物取引などもあり「高齢者は業者の巧みな言葉を信じ込みやすいのが特徴」という。

 金融危機などの影響を受け、〇八年末の投資信託の純資産総額は、前年を三割以上割り込み、約五十二兆円になったとされる。金融機関側は、投資家離れを防ぐ目的もあって、投資セミナーを相次いで開催。各地で盛況という。

 高齢者にとっては、低金利で貯蓄が増えず、年金への不安もある。みなと銀行(神戸市)が開催したセミナー参加者は〇八年度、延べ約八千人に達した。「夫婦で訪れる人もおり、老後の資金について、特に女性の関心が高い」(同銀)という。

 〇七年の金融商品取引法の施行で、リスク情報の開示など規制が強化された。弁護士でつくる神戸先物・証券被害研究会の村上英樹事務局長は「悪質業者は形態を変え、投資詐欺などが増えている。運用には高度な技術が必要で、もうけるのは難しい。理解できなければ手を出さない方がいい」と指摘している(井関 徹)

(4/14 09:55)

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コメント 4

ayu15

そういえばある人がいうには不良債権かかえた銀行がリスクほとんどなく確実に利益があがる商品開発に力をいれたということでした。
その一つが投資でしょうね。
契約書??には銀行の○○でない。と書かれているようです。リスクはお客の「自己責任」ですがしっかり手数料や報酬はとられます。たとえ失敗しても・・?

ある人は100万投資したら(銀行の仲介にあずけたら)50万になってしまったらしいです。
by ayu15 (2009-04-15 08:13) 

hm

ayuさんありがとうございます。
 おっしゃるとおりです。
 手数料等を上回る利益を上げる必要があるのですから、勝ち負けの確率が半々ではないので、ということは、自分が投資家の平均点よりも数段高いレベルの投資家でなければ損になる、ということですね。
by hm (2009-04-15 09:59) 

小父蔵

 お金は銀行に預けてはいけないというような本を書いた人がいたと思います。しかし、投資で必ず利益が出るとは限らないのですから、銀行に預けていれば損だけはしないという考えもあります。
 大切な老後資金の運用を、責任もとらない他人に任せるなんて、ハイリスクですし、リターンもそんなに期待できないような気がしますが…
by 小父蔵 (2009-05-20 12:17) 

hm

小父蔵さま

 おっしゃるとおりです。
 それが、どっこい、「アメリカでは投資が当たり前」みたいにいわれるとそんな気になって、というのがつい最近までの風潮でした。
 地に足をつけた思考が大事ですよね。
by hm (2009-05-20 15:26) 

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