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市民がちゃんと考えなければならない問題なのに… [だから,今日より明日(教育)]

 民主主義の国で,本当にこんなことがあるなんて信じられないです。

 私は,政府や与党と考えが違うこともよくありますが,でも,政府も,基本的に民主主義を尊重して,話し合いで国を動かすことを大事にしていることに変わりはないと信じていました。

 なのに…これは,市民の目を盲目にする工作じゃないですか…誰のための「改正」なのか…

 なんかもう,私が改正法反対だから,ということを超えて悲しいです。逆に,「社説」などでは「改正」賛成を言う「読売」がちゃんと取り上げてくれた意味では,ジャーナリズム精神を感じましたよ。

(読売ニュースから引用)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061101i112.htm

教育改革タウンミーティングでやらせ質問、内閣府作成

 今年9月2日に青森県八戸市で開かれた政府の「教育改革タウンミーティング」で、内閣府などが教育基本法改正案に賛成の立場で質問するよう参加者に依頼していたことが1日の衆院教育基本法特別委員会で明らかになった。

 石井郁子議員(共産)が内閣府や青森県教育庁などが作成した文書を基に指摘し、政府もこれを認めた。

 文書は、青森県内の教育事務所と同県教育庁が、地元の中学校長あてにファクスで送った2種類。一つは「タウンミーティングの質問のお願い」として、三つの質問案を示し、そのうちの一つを質問するよう依頼している。

 もう一つの文書は「内閣府から以下のとおり発言の仕方について注意があった」として、<1>できるだけ趣旨を踏まえて自分の言葉(せりふの棒読みはさけてください)<2>「お願いされて」とか「依頼されて」と言わないで下さい(あくまで自分の意見を言っている、という感じで)――などと、アドバイスしている。

 1日の委員会質疑で、内閣府の土肥原洋総括審議官は「活発な意見を促すきっかけを作る目的で参考となる資料を提供することもある」と弁明した。塩崎官房長官は同様の事例が他にもあるかどうかについて「調査をして報告する」と述べた。

2006年11月1日19時41分  読売新聞)(引用終わり)
 
 
 意見が違うこともある。
 反対派もいる。
 でも,お互い同じ人間同士,話せば分かる者同士じゃないですか。
 だから,話し合いましょう。
 正々堂々と。
 とことん議論して,みんなが思う道を歩いていきましょう。
 
 「改革」ありき,じゃ発想が逆じゃないですか…
 
 日弁連,私たち弁護士は,大切な市民ひとりひとりの問題として,教育基本法改定問題について,しっかり議論していくことを訴えています。
 そして,法案が,教育に関する自由や,ひとりひとりの大切さ,ひとりひとりの思想・良心の自由が守られる内容でない以上は,「改正」に反対しています。
 ↓
 

日弁連が取り組む重要課題
教育基本法改正案 このままでは反対です

 
 どうか,「改正」派も反対派も,議論を封殺するのではなくて,中身のある議論をじっくりとやっていきましょうよ。
 
(後日追記)
保坂議員のHPに、「やらせ」依頼文が掲載されています。↓
内閣府がここまでしたことに、どうしようもない気味の悪さを感じます

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 こんばんは。コメント頂いた「虹追い人」の管理人です。
 記事を読ませていただきました。

 私は今回の教育基本法「改正」は反対です。
 この場で詳しく述べるのは不適切ですし、何より釈迦に説法の気がするので控えさせていただきますが、
 1.子供の公共、社会、国に対する「態度」を定める項目がある。
 2.現教育基本法はそもそも教育が国家権力(政府)に規制されないことを定めたものであるに関わらず、今回の改正によって逆に国家が何者にも邪魔されず行使できるようにしている。
 3.そもそも改正する理由がわからない。
などを主な理由として反対しています。

 私自身、大学で学ぶものとして「学問の自由」に容易に介入できる法律を見過ごすことはできません。
ましてやこんなものも見てしまいました。
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai4/1-4siryou1.html

 現在マスメディアによって「いじめ」の問題や履修問題が活発に報じられています。しかし一歩立ち止まって冷静に考えてみれば、履修の問題は少なくとも私が中・高のとき「あそこの私立は家庭科をやらないけど5がもらえる」というのはその地域では常識でした。また、「いじめ」の問題にしても正直、「何をいまさら」と思ってしまいます。
 もちろん、「いじめ」の被害者を否定しているわけではありませんし、「いじめ」を肯定していているわけではありません。かなり前からいわれている問題なのに、なぜ今のタイミングで騒ぎ出したのかという疑問です。
 穿った見方かもしれませんが、教育基本法「改正」にタイミングを合わせて、いじめや履修問題を扱い始めたとしか私には思えません。
 「こんなに問題が起きている、だから国がもっと積極的に教育を指導しなければならない。」という、不安を煽って権力を集中させ、国民の関心を集めようとする見飽きた手です。
 またそのことに無自覚に(自覚はしていると思いますが)飛びついて報じるメディアや、延々と同じ内容を報じて不安を煽るだけの「ニュース社会」にもうんざりです。今のテレビメディアなら表現の自由より視聴率を優先するでしょう。

 履修不足問題に関して私が思うのは、現場がなぜそのようなことをしなければならなかったのかということに対する分析が全くされていないということです。
 なぜ定められた規則を破ってまで科目を減らさなければならなかったのか。色々あると思いますが、大きな要素として、そうしなければ現役で偏差値の高い大学に入れない(入りにくい)という状況があるからではないでしょうか。
  『有名大学に入れば「勝ち組」』という現実。
 まずそのことに対して改善策をとる必要があるのではないでしょうか。大学自体、金持ちしか入れないような状態になりつつある今の日本を批判すべきではないのでしょうか。
 「就職は高卒で充分、大学は学びたいやつだけ行けば良い」。私はそういう状態を目指して欲しいです。そうすれば履修不足は改善されるでしょうし、大学の異常な高学費も改善されると思います。
 また同時に、「本当に良い高校とはどういうものか」という議論も初まると思います。「高校で教える内容は義務教育に入れるべきではないのか」「義務科目を減らして生徒の個性が発揮できる科目をつくべきではないか」そういった、生徒の視点に立った話をして欲しい。



 先ほど「表現の自由」の話をしました。ご存知かもしれませんが、既に表現の自由は失われつつあります。

 詳しくはこちらに。
 「メーデー救援会」http://mayday2006.jugem.jp/
 東京でサウンドデモが弾圧されました。

 民主主義として大原則であるはずの「政治的表現の自由」がこの国では補償されていません。しかもこの事実をメディアはろくに報じません。この現実に本当に恐怖するとともに、今、抵抗運動の必要性を感じます。

長々と失礼しました。
by (2006-11-02 05:14) 

つくい

本当におっしゃるとおりです。
今,世の中では「ウソはいかん!」ということで,耐震偽装や,履修単位偽装などで,強いバッシングをしているわけですが,
   教育基本法
という極めて重要な法律の改正にあたって,「やらせ」などという公議論の場の偽装をするなどということは,極めて重大な背徳行為です。

内閣府の責任がもっと問われるべきだと思いますが,新聞紙上の扱いが思いのほか小さいので,不信を感じてしまいます。
by つくい (2006-11-02 06:26) 

まい

初めておじゃまします。
無党派リベラルを自認するごく普通の市民です。
9月に教育基本法の現行法と政府案を対比して読んで、「これでは改悪ではないか!」と愕然とし、以来、ほとんど個人で反対運動(署名したり、特別委員にファックスを送ったり、小冊子を作ったり・・・・)している者です。

村上さんの次の文章は私がうまく言葉にできなかった感情を見事に言い表しておられます。

*************************************************
民主主義の国で,本当にこんなことがあるなんて信じられないです。

 私は,政府や与党と考えが違うこともよくありますが,でも,政府も,基本的に民主主義を尊重して,話し合いで国を動かすことを大事にしていることに変わりはないと信じていました。

なのに…これは,市民の目を盲目にする工作じゃないですか…誰のための「改正」なのか…

 なんかもう,私が改正法反対だから,ということを超えて悲しいです。

********************************************
お人好しというか信じやすいというか、私も無意識のうちに「そんな暴挙に出る人たちはまさか存在しないだろう。もしいたとしても政党として健全な批判勢力に否定されるだろう」と信じていました。本当に悲しいです。

そこでお願いさせていただきたいのですが、これから8日までの間に与党の特別委員に「強行採決反対」のファックスを送ろうと思っています。その中に上記の村上さんの文章を使わせていただけないでしょうか?不躾なお願いなので、差し支えがあるようでしたら、遠慮なくお断りください。

もしかまわないようでしたら、「ある方がブログに書かれた文章」としましょうか? それとも弁護士さんということを出させていただいてよろしいでしょうか?(もちろん実名はお出ししません)

突然のお願いで恐れ入りますが、ご検討いただければありがたいです。
by まい (2006-11-02 15:26) 

hm

>まいさん

 喜んで!転送,転載,何でも歓迎です。

 弁護士でも,ある方でも,お任せします。

 本当に,それぞれが出来ることをしてきましょうね!!
by hm (2006-11-02 18:13) 

まい

ありがとうございます♪

では、ある弁護士さんのブログよりということにさせていただきます。

状況はきわめて逼迫していますが、気持ちの余裕も忘れずに(←自分に言い聞かせています)できることをしていきましょう!

14ページの小冊子を作るのに、エレクトーン買おうとためていた資金を使い果たしてしまいそうです(笑)。印刷段階なので採決に間に合えばいいなと思ってます。完成したら村上さんの事務所にも送らせていただきますね。

まだ憲法問題も控えています。これからもよろしくお願いします☆そしてお互い頑張りましょう!
by まい (2006-11-02 20:24) 

大使

hmさん、こんにちは。
民主主義もへったくりもないですね。
私は今回の改正案には反対の立場ですが、改正の是非はともかく、はなから改正(これでは改悪ではないか)を前提に事がすすめられていることに、憤りを感じます。
by 大使 (2006-11-02 20:45) 

はまやん

つづき研二県会議員サイト管理人です。
転載させていただきました。
http://8521.teacup.com/hamahama/bbs
by はまやん (2006-11-04 09:28) 

shira

 こういうのは「ルール違反」とか「不公平」とか非難されないんでしょうかね。
 「ルールってのは偉くなれば守らなくても許されるんだな」ということを「教育」してしまうんじゃないですかねえ。
by shira (2006-11-06 20:21) 

まい

hmさん、こんにちは。ずっと↑で転載許可いただいた、まいです。

こんな感じになりましたので、ご報告します。
http://kyokiren.seesaa.net/article/26603673.html#comment
ファックスでは随時、良い表現を思いついたら変更しましたが、〆は常にhmさんのコメントでした。

10日衆院採決に自信を持っていた?朝日の記者の読みははずれ、ギリギリの攻防になっていますね。

私は特別委員へのファックス送りは一段落し、次は与党と野党の国対委員長に「採決しないで」ファックスを送っています。

制作中だった小冊子は金曜か土曜にできあがる予定で、それをひっさげて、なぜか地元大学の文化祭で演説(とまではいかないか、発言ですね)することになりました。

文章書くのはまあ好きだけど、人前で発言するのなんか足が震えるほど苦手な(というかほとんどしたことない)私ですが、この非常事態にやるっきゃない! 本当は弁護士さんに代わってほしいけど仕方ない。。。頑張ってきます。

みなさんも自分の持ち場でできる精一杯のことをしましょうね!あんころの署名もこのところどんどん増えています。改正反対の声は私の周りでも聞こえるようになってきました。朝日の見出しなんかに負けないぞ!!
by まい (2006-11-08 17:15) 

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卒業資格の履修漏れ事件と教育基本法改定問題ー自公政権の責任を追及しようー(未来を信じ、未来に生きる。 2006-11-01 22:46)

世界史などの卒業に必要な科目を履修している、していないに関わらず、高校生は自民党と公明党の連立政権が実現している受験競争教育のストレスの犠牲になっているわけです。  ですから、希望者は全員、高校・大学へ進学して、希望者全員が卒業できるようにする教育制度改革こそが子供らと保護者の願いで…[続く]

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